京大呼吸器外科トップ > 患者様、お見舞いの方へ > 転移性肺腫瘍とは?
転移性肺腫瘍の種類と症状は:全身のあらゆる部位の腫瘍から、肺へ遠隔転移した病変を転移性肺腫瘍と言いまして、その種類は大腸癌・乳癌・軟部組織・骨などさまざまです。病変が多数の場合は化学療法(抗癌剤)で治療を行うことが多く、病変の個数が限られている場合は外科治療(切除)を行うことが多く、その場合は症状が出ることが少ないです。そして外科治療を行う場合は、原発巣(元の腫瘍)がコントロール(切除や消失)していることが条件となります。
転移性肺腫瘍が疑われた場合は、呼吸器外科医と呼吸器内科医はいずれに相談してもらっても、連携して診断・治療を行うことが多いため、気兼ねなくご相談ください。京都大学附属病院呼吸器外科での特色としては、以下の点が挙げられます。